9月18日(水)
暇つぶしには積極的な攻めの暇つぶしと消極的な暇つぶしがある。
消極的な暇つぶしはぼーっとしていることが多い。暇つぶしの中だるみ。ちょっと疲れている時が多いかもしれない。
昨日はそんな日で、本も1ページも開きませんでした。
プールから帰ってきた後、古漬けでお茶漬けを流し込み、サツマイモの煮っ転がしで、お茶を飲む。
その後椅子に座ってぼーっとしていたのですが、所在ないので仕方なく部屋のあちこちをくまなく眺めていました。
ちょっと大げさに言いますと自分の作品を見ているような楽しさは感じます。
気に入った家具を好きなように並べただけなのですけれども、それは暇つぶしの成果、、落ち着ける。
こうなって参りますと…ちょっと積極的な暇つぶしをしようかなと言う気にもなります。つまりもっと気分を良くするように身の回りの環境を整える。
家具に手を加えたり、配置を変えたりするためにために何が必要か考え始める。
工作部材を用意するために、ホームセンターに行き、帰りに幼なじみのところに顔を出し、よもやまばなしからいろいろな話を聞かせてもらう。
立石仲見世で長ネギとピーマンを調達し、図書館にも寄って、リサイクル品をチェックする、、
しっかり汗をかいて家で体を拭くとたっぷりと暇つぶしができたことに気がつく。
暇つぶしサイクルが回転していけば気分は上々だ。
暇つぶしの好循環を繰り返すためには、「たっぷり暇を取る」必要もあると納得いたしました。
暇を持て余すことのないように消極的な暇つぶしから積極的な暇つぶしまでのサイクルをしっかり自覚することが必要だと思いました。
昨日は…結局本を読む暇がないほど消極的な暇つぶし、つまり暇つぶしの成果を味わうために時間を費やしていたのだということがやっと理解できました。
いろいろな暇つぶしを積み重ねていくことで次の暇つぶしに発展していく…なんちゃって。
私も9月の終わりに自宅に着いてしばらくは本など開く気になれませんでした。だって暑いんだもの!
留守中に、一部壊れた台所のユニットを取り換えてくれるように注文してあって、工務店さんは懇意で鍵も持っているからすっかり新調してくれていたのですが、古いキッチンの鍋釜や食器類をすべて隣の部屋の床に広々と並べてあり、これをしかるべき場所にしまうのに5日を要しました。
室内も冷房がなければ32度、朝10時から冷房をガンガンつけて、2時間働くとヘトヘトで、お昼を食べる元気もなく。この一連の作業が終わってから、今度は掃き掃除・拭き掃除。これも暑さでいい加減。
その前に東京に着いて友人と会うのに、初秋の服しか持って来てなかったので困りましたが、レストランは冷房が効いていたのでさほど違和感はなし、しかし街往く人の服装は真夏のそれで、間もなく秋のお彼岸の時期にこれでは、と嘆きは深し帰国女。