9月4日(水)
広くはない日本家屋で暮らす工夫について書きます。
折りたたんで押し入れにしまえるベッド→それは→
敷布団と掛け布団
折りたたんで片付けられる大きなテーブル→それは→
折りたためる作業台と合板の組み合わせ(=部屋の壁にぴったり収まる3サブロク(3 尺× 6尺)の厚さ12ミリの合板と2つの作業台の組み合わせ)
回りくどく書いてしまいましたが…要は使わない時は目立たないところにしまっておける家具は部屋を広く使うために便利、と言いたかったのです。
どちらも使わない時は折りたたんで収納してしまうので部屋が広く使える(広い家ならこんな工夫は無用ですね)。
襖で「田」の字に区切っていた部屋の襖を取り払えば大きな「口」の字に空間が広がるのも日本家屋の便利なところ。
僕が住んでる2階の4畳半と6畳と縁側の扉やカーテンを開け放てば、一続きのそれなりに広い空間を感じられる。
1日のうちに長い時間を過ごす部屋にエアコンを設置しておけば区切ったときにその場所の冷暖房効率が良くなるので電気代を節約できる副次効果もある。
他の部屋で過ごす時は扇風機や電気ストーブでスポット的にその場所を涼しくしたり温めれば良い。
以上、狭い日本家屋で快適に暮らす工夫。
なぜこんなことを書きだしたかというと…近々ミニマムライフの会というのを立ち上げるので、その実践参考例として僕の家を取り上げようかと考えたからです。
(昨日も本を読んでいました。目がぼやけるのですがまだ見えるので助かります。
読みやすい本と読みにくい本を混ぜて、飽きて疲れないように交互に読んでいます。
今日は午後から四つ木御殿のリフォームのお手伝い。僕だったらめんどくさいので絶対やらないリフォーム…浴室だった頑丈な壁の1部を壊してそこに新しいドアを取り付ける!ゆっくり時間をかけてやるのでまぁのんびりお手伝いします。
昨日プールで「鶏のささみの燻製」のおすそ分けを貰いました…そんなものをあんなところに持ち込んで目立たないようにさっさと取引するその手口!?のせこさが、いかにも下町っぽいので笑ってしまいます。夜はそれを肴に呑みました)
お金の使い方は難しいと思います。お金の使い方は母に教わったなぁと、少し前から気が付きました。お前はお金に執着心がないと言われました。 稼いでもあちらこちらに支払いを済ませると、手元にはいくらも残らない…母にお金を借りたこともあります。もちろんしっかり借用書を取られます。 下職さんに払う手間賃を親方に任せたら気前が良すぎて…大失敗。 それに懲りて支払いは全部自分でチェック、そうそうはお金は出しません。 前借りを言われたら捨てるつもりで渡していました。とんずらされてもそういう具合ですから手が切れて良かったと思うように気持ちの合理化をしてました。 結果的にはそれが良かった…腐れ縁に発展させない。その分営業に打ち込める。 直感が外れることが多いので人を見る目は一向に育ちませんでしたが、後をひくと思った事例はやんわり伝えてすっぱり切る。相手もそれがわかっているので付きまとわれることもなし。 なんてちょっとかっこつけすぎでしたかね、、つかず離れず人を見る…これならどなたでも大きな間違いがないような気がいたします…なんちゃって。
「田」の字に区切っている四つの部屋の襖を取り去ると「口」の字に空間が広がる。これは日本のわが家もそうでした。田舎ではそういう家が多かったですね。そこで婚礼も葬式もやる。何しろ結婚式場とか斎場なんて田舎には無かったし、ほとんどを自宅でやるから一定のスペースが必要。わが家の場合、このような空間を本格的に使ったのは父の葬儀が最後でした。業者が来て祭壇をしつらえてくれて、弔問客は縁側においた箱に庭から献花、その準備も全部業者がしてくれましたが、4月の寒い日で座敷に座っている人達には気の毒でした。その15年後に母が逝ったときは、町の方にちゃんとした斎場ができていましたので、そこを使って随分楽でしたけど。
きょうはちょっとゴミの話をしようと思っていたのですが、あることで鹿島茂の本を探していたら、この人の「知恵のすすめー大人のための座右の寓話」というのに出会って、目次に並べられていた格言というか金言が面白かったので、ほんの少しだけ紹介させて下さい.
12 最も恐るべき敵は、ときに最も矮小な敵である
13 性格のよくない人に何か与えると、必ず後悔する
15 人間はときに自分より小さなものの助けを必要とする
31 遠くから見ればたいした人物だが、近くから見るとろくでもない
33 つきあうなら、同じ身分の人にしておくほうがいい
この中で私が訂正したいのは、「性格のよくない人に何か与えると・・・」で私の経験では、何かを軽率に与えると普通以下の人間は必ず性格が悪くなる、あるいは悪さが顕著になる。私の夫も人道的行為が好きだけれど、その気前の良さで何人もの人をダメにしている。義姉も同じ。雑用をしてくれるルーマニア人に、貧乏で可哀想だからと時給30ユーロ(5500円)与えたら、他の安い家の仕事をしなくなり、そちらでも時給を上げてもらって、義姉の頼む仕事はいやいやするようになりました。最近は来ていないみたい。そうやって国にもう一軒家を建てたとの噂です。