8月28日(水)
おせっかいな人がいないとその地域はぎくしゃくする。
ゴミの集積所の掃除とか冠婚葬祭のお知らせ…それが行き届いてないとちょっとの不満が大きな疑惑になる。
おせっかいな人がいれば何かぎくしゃくしたことがあれば、その人の世話焼きで、それが解決に結びつく。早いうちにいざこざの芽をつむ。いつもそんなにうまくいくとは限らないにしても「問題にする」ことで地域が考えだす、、それがいいと思っています。
問題が放置されると…放って置かれた人の気持ちが地域から離れてしまう。
町会が盛り上がらない理由の1つ…町会は何もしてくれない、、が町会に入らない人の理由。
町会の事は別にしても、、世話焼きな人がいるかいないかでその地域が良くも悪くもなると大げさに言ってしまいたい。
おせっかい、簡単そうで難しい。僕は少し前友人におせっかいのスペシャリストと言われましたが…それはおだてすぎ。
僕のは、面白いところ、おいしいところのつまみ食いだけだからだ。
そんな事の為だけでも…首を突っ込むにはコツがいる。うまくいくこともあれば失敗することもある。失敗した時はさっさと手を抜く、足を抜く。
これがいいことなのか悪いことなのかわからないけれども少なくとも僕は面白い。人様の迷惑にならない限りこれからもお節介を焼くことにいたします。
(「弟を殺した彼と、僕」原田正治著:ポプラ社2004年8月第1刷発行
被害者が殺され、加害者も十数年後に死刑執行、、この本は事件後20年間の被害者の兄の記録です。死刑制度の是非を取り上げているのではありません。誰のための死刑制度か?と問うているです
。
もちろんこの1冊を読んだからといって何かがすんなりわかったわけではありません。
疑問はさらに深まりました。
「そして、死刑は廃止された」ロベール・バダンテールというフランス人が書いた本があったので、早速取り寄せようとアマゾンで調べたら古本しかないらしく、それも1番安い本で8450円!
すぐに図書館にリクエストしたらありました❣️
自分の身に降りかからない限り「他人事」の僕の習性を少し反省する意味でこの本をしっかり読み込みたいと思います。
被害者の身内といえども、犯人の死刑が執行されてスッキリする人なんかいるんだろうか?
そして赤の他人の当事者でない人がスッキリして何が解決したと言うのだろう。被害者も加害者も置いてきぼり。
本を読むことで学ばなければ頭が働き出さない僕はほんとに頭が悪いと思う。馬鹿は死ななきゃ治らないというのは本当だと思う。
(昨日ゴーヤチャンプルを作った…少量のご飯の上にそのチャンプルーをどっさりかけ…若者みたいにかきこむ感じで食べたら…おいしい!
マックやモスバーガーのハンバーガーはパクつく。もりそばは勢いよくすする、丼ものは若者らしくかきこむ、、なんちゃって)
私の夫は死刑制度反対で、私は犯罪防止の観点から、ある種の殺人犯には死刑しかないという意見なので、この話をすると揉めて喧嘩になります。それで死刑の話はしません。
今年、数か月前ですがあるフランス人の記事があって、その人は死刑を廃止したというのでフランスでは英雄扱いされているとのことでした。でもフランス在住の日本人の話では、フランスでも死刑制度復活を唱える人がかなりいて、それも近年増えているとのこと。移民や難民、さらにはジプシーなどによる殺人も多いですが、若者の間でいとも簡単に殺人を犯す連中が急激に増え、場合によっては刑務所が満員なので数年で出所する。これは何とかならないか、という声が高くなっているそうで、日本人の彼女もフランス人のその夫も、死刑はやっぱり必要、という結論だとか。
それと、心神喪失による殺人で執行猶予というケースも多くて、一般市民が「国は自分たち普通の人間を守ってくれない」という怒りを募らせている点はドイツも全く同じ。
先週ゾーリンゲンという刃物で有名な町で、お祭りに乗じて3人のドイツ人が殺され、犯人は既に「難民申請却下」とされたシリア人でしたが、左寄りのドイツ政府がその追放をためらっている間に起きた事件でした。
年間約9000件の刃物による殺傷事件が起きていて、年々増加しています。ほとんどの事件がエリトリア、エチオピア、北アフリカ(アルジェリア、モロッコ、チュニジア)、シリア、アフガニスタン、イラクなどからの若者によるもので、特にシリアとアフガニスタンが多い。彼らのほとんどは故国で迫害されているわけではなくドイツの生活保護が目的でやってきた人たちで、難民とは言えないのですが、それが分かっていても送り返す術がない。
ゾーリンゲンの事件現場には花が手向けられていて、その中に「メルケルと緑の党に感謝!」というカードが添えられていました。もちろん皮肉です。難民を歓迎した元首相のメルケル、国外追放は人権違反だと騒ぐ緑の党。おかげで俺たちは危険にさらされ続けている。
無辜の市民が犠牲になり、政治家たちは何人もの警護員に囲まれて安全な暮らし。こんな不公平ってあるかい、というのが今の国民の怒りです。