8月17日(土)
2年ほど前に公園で見かけた外国の方を、、この本を読みながら思い出した。
読んでいた本は、、
岩波文庫:イスラム文化(その根柢にあるもの):井筒俊彦著1991年6月第1刷発行
冒頭の外国の方、、葛飾シンフォニーヒルズの近くの公園トイレの横でいきなりコンクリートの地面にぬかずき、ムスリムの礼拝を始めたのだ、、やや北よりの西に向いて、何の躊躇なく多分いつものように…。
公園にはベンチに座っている僕しかいない。日々繰り返されるであろうあまりに唐突、あまりに自然な彼の儀式に遭遇した僕は固まってしまった。
なぜ固まったか、、ああ、「彼はいつも神といる」、、と実感したからだと思います。困った時だけ神頼みする僕とは全く違う人間。
本を読みながら、途中から僕が出会った敬虔なその人を「読んでいる」ような気になってきました。
ムスリムの人はコーラン(クルーアン)を生きているんだなぁということが…大変わかりやすく書かれていました。
細かい文字の文庫本を読み進め半分ぐらいのところでギブアップ、、というか夕飯の時間になってしまいましたので残りは今日読みます♪
同じ著者の岩波文庫、「コーラン」上・中・下巻が手元にあるので引き続き読みます。
(昨日は1日断続的な台風の余波である大雨が降り続く日でした。今日は晴れそうです)