7月22日(月)
図書館からもらってきた2016年の「白書の白書」という本があります。
「白書の白書」木本書店/編集(木本書店・編集部)2016年5月初版発行
このちょっと古い白書の図表を眺めているといろいろな発見がある。
例えば厚生労働省だけでも年次報告書を含めて十数白書!他の省庁で発表されるものも含めてコンパクトにまとめてあるのでパラパラとめくっているだけで図表が意味する数字にハラハラさせられ、スリリング。
主要農産物の国別輸入割合、アメリカから、2016年度/大豆62.9%小麦50.9%とうもろこし(資飼料用と食料等一緒で)84.3%
第二次世界大戦後日本から千数百種類の農産物の種子を本国に持ち込んだと聞いたことがあります、世界制覇のための深謀遠慮?恐れ入ります。もう僕らは乗っ取られている。甘い国の甘い国民。しゃぶられてるのかな?
(昨日は久しぶりに長時間ゆっくり泳いで、平泳ぎの手と足の動きとスピードの関係をしっかり確認できました。
80過ぎとおっしゃる、自己流でクロールを泳いでいる男性に、クロールの足の動かし方を聞かれた。
地面をてくてく歩くときの足の動きとタイミングでやってみて下さい、とお伝えすると…泳ぎ方がとても軽やかになりました…僕もすっかり嬉しくなりました。
高齢者だって新しいことに挑戦するのは面白いに決まってる。
家に帰って遅い昼食。稲庭うどん風の細いうどんを温めて食べました。何でもすぐ手に入る便利な世の中です。
四つ木御殿から引き上げてきた物に手を加えて雑巾干しをつくりました。
あっという間に夕方。
空にいっぴきの多足の昆虫が一直線に移動しているようにヘリコプターの機影🚁が東から西へ移動していく。
ヘリコプター夏の夕空一直線
それを縁側に寝そべって見上げている。缶ビール1本を空けた後なので川風を感じながらとても好い気分。
ほんの一間半の短い縁側で寝転んで見上げる路地の長四角の空(姉の長男つまり僕の甥っ子が小さい頃…おじちゃん、空って長四角なんでしょ?と言ったのを思い出した)がなんともいい気分。
夜7時ごろまでまだまだ明るい夜空を見ながら川風が一段と気持ちいい。昨日は1日もあっという間に暮れた。
日本の自給率、低すぎますよね。果実とか乳製品など日常生活に必須でないものはまだいいけれど、主食の穀物や野菜類はある程度確保しておかないと。食糧は重要な戦略物資なのだから。これを言うと保護主義といわれてグルーバリズム信奉派から攻撃されますが、ほんとにこれほど外国に頼るのは危険だと思う。
シンガポールのような都市国家は金融に支えられて豊かだけれど、そもそも土というものがないので(水もマレーシアから輸入)、周りから虐められて兵糧攻めになったらどうするんだろうと思う。ここの政府も住民も賢いし、彼らのほとんどは中国やインドからの元移民で苦労してきたので、そのシナリオを無視しているはずがない。
スイスはわりと最近まで、2年分の小麦粉を各家庭に備蓄すべしという法がありました。周りのドイツ、フランス、イタリアなどから兵糧攻めにあったときの準備です。それもこのところEUとの関係も安定しているし、とにかくお金がいっぱいあるから、そこまで心配しなくても、というのでこの2年分小麦粉の法律は廃止になりましたけど、戦争に備えて各家庭に銃と銃弾を置いておくという法律はそのままです。やっぱり歴史の違いですね。