7月10日(水)
俗耳に入りやすい情報とは何か。それは各俗人が自分の胸に聞いてみればすぐ分かる、つまり自分が何を求めているかだ。
僕で言えば…我が兄が家族LINEで流してくれるドジャースの大谷情報、他のグループLINEも必ず見る。今日の天気、近所の建築の進捗状況、ジムのプールに集まってくる人たちの顔色、日記のネタ、朝起きた時の気分、
、、要するに、今日一日、自分に関係することばかり。ミーハーで卑近な興味本位。
情報を発信する方もその辺はよく心得ていて…この記事は気に入りましたか?なんてさりげなく聞いてくる…
そのうちテレビニュースも自分用にカスタマイズされたものが個別に発信されるようになるだろう。消費者は裸の王様、身にまとう衣装も食事の好みも、付き合う人の好みも全部丸裸なので提供されるものを拒むことの方が難しい。
賢い人がその悪習慣に気がついて警告を発するようになれば…別の洗脳方法をAIによってはじき出し、今までのシステムに上書きするだけ(適当なことを言ってますので信用なさいませんように…)
受け入れを拒否するより受け入れる人の方が多ければ世の中はそのように変わっていく。
ニュースを人が求めるのではなくニュースが人を追い立てる、、
(オチを思いつかなくて日記をアップするのが遅れてしまいました、、オチなんて、無理してつけなくたっていいのに、、😅)
火曜日が小姑、もとへ義姉の88歳の誕生日だったので片道約300キロの郷里に出かけていました。88歳ってドイツでは特別でもないのですが、コロナ以来さんざん発作や入院で周りを騒がせたので、何とか元気でいるのは結構なことだと友人・知人親戚が集まって、朝から夕方まで人が出入りして賑やかでした。
でもやはり危惧した通りお年寄りには疲れる一日だったらしく、昨日、翌朝様子を見にいくとソファで横になっていて、夜中にひどい汗をかいたと言っていました。それでも午後には物理療法士のお兄さん(結構カッコイイ)が訪ねて来て、一緒に体操をするまでに回復してましたけど。こういう制度はやはりドイツでは進んでいて、ちょっと町を離れた所に住む老人にも何だかんだと気をつけていてくれます。
物理療法士のお兄さん、私がこんにちはと言っただけだったのがちょっと不満だったらしく、日本人は握手しないんだよね、というから、仕方なしに(?)「そんなことないですよ」と握手しました。正直なところ人に触るのが余り好きでないのは、やはり日本人だから?
お手伝いさんが誕生日の残りのケーキとコーヒーを勧めたら、お兄さんはそれを食べながら、訪問する家で必ず茶菓が出るので太る、と文句を言っており、(婆さんと)一緒に体操するくらいではエネルギーは消費できない、とのことでした。じゃあ、車で来ないで歩くか自転車を使えばいいのに。
義姉は暇なので(88歳では当然だけど)アメリカの親戚たちともWhatsAPP(日本のLINE)でさかんにやり取りをしており、「最近インディアナ州のロシェルが二度目の離婚をしたのよ」なんてゴシップを聞かせてくれます。ひと昔前の老人が聞いたらびっくりでしょうね。
取りあえずご報告。