6月11日(火)
暇の潰し方に迷う事は少ないのですが、その時間帯の気分、その日の気分で、さて何しよう?と迷う事はある。こんな呑気なことを言っていられる幸せ。
散歩に出かけようと思ったら雨が降ってきた…本を読みすぎて疲れた…かといって気分転換にトランペットを吹く気分にはなれない。
そんな時に歳時記はもってこい。これからじめじめした梅雨が過ぎ本格的な夏が来ればくるで、覚悟が決まるのでやることも迷わないと思いますが、、今はちょっと中だるみ。
暇を持て余したときの歳時記。
梅雨時の今を取り上げた箇所をパラパラめくる。
今の時期の季語、雷雨、だけでも相当な量の俳句が詠まれている。
突然の夕立…大人は仕方なく雨宿り…子供たちは蓮の葉っぱか何かを傘の代わりにしてうれしそうに駆け出す、、
田畑海辺山の辺、遠景近景様々な思いが俳句となって詠まれる。山のように残された俳句。心の断片。重い軽い驚き喜び悲しみ、ため息…俳句があってよかった。
ところで、話題は変わりますが…
高齢期の暮らし方のうまい工夫と言えば…あまり深く考えずに、やり過ごす、ということが挙げられると思います。
ほとんどの問題は時間が過ぎると片付いているという僕の友人の持論。
高齢になって頭もそれほど働かなくなっているわけですからそれはひとつの処世術として取り入れるべきだと思いました。
その際に留意すべき点、、布石だけは、ちゃんとしておいて、チャンスを待つ。
これ前にも言いましたけれど…懇意にしていた不動産屋さんから教わったことです。
機は熟す。熟さないこともある。当たるも八卦当たらぬも八卦。
なけなしのお金を金融機関に預けているだけではお金が増えない時代に布石だけしておいて、かつ、リスクを最小にしてチャンスを待つ。
僕がファイナンシャルプランナーを今やっているとしたらこの基準を顧客には間違いなく勧めていましたね。
これは僕が仕事をしているときに実感したことです。実は何もしないほうがいいこともたくさんある。何もしないというアクション。
焦った頭で何か画策しても失敗するに決まってる。わかっちゃいるけどやめられないのが人間の習性。何もしないで待つわけではない。世の中が騒然としている時ほど人の動きがよくわかる。
消極的な事は悪いことばかりではない。自分自身を活かせるはどのステージか見極めるのは誰にとっても難しい。
でも、つまんない、、積極的に何もしないという選択。
結果的に何もしないのとは訳が違う。そこが人生の選択…なんちゃって。
(昨日の夕方塩ラーメンが無性に食べたくなってハイチョウを開けるとちゃんと塩ラーメンが買ってありました。
キャベツをザクザク、にんじんを千切りにしてレンジでチンしてお湯の中に入れる…ラーメンをほぐし入れ、、ついていたスープの素と刻んだ白ゴマを加えて出来上がり。
食したのは、サッポロ一番塩ラーメン、、セブンイレブンに行けば懐かしの明星チキンラーメンはあるし、、思い出の即席ラーメンは手に入ることになっている…何故かと言えば、コンビニは年寄りの味方だからです。店のほうはちゃんとその辺はリサーチ済みです。
広いスーパーをあっちこっちウロウロしてお目当ての食品を見つけるのは高齢者にとっては大変、、そんな時、必要なものはほとんどコンパクトなスペースの中に収まっているコンビニは年寄りの味方。衛生サックもよりどりみどり!ま、こちらは年寄りには関係ないかもしれない。
僕の未来小説ではこの辺もきっちり取材して反映させたいと思います。若者に必要なものは年寄りにも全て必要。つまり恋愛も死ぬまで必要不可欠。
生前の母が今の僕の歳の頃母に言ったこと…お母さん、もし好きな人がいたら一緒に暮らしてもいいんだよ……母はまんざらでもなさそうな顔してから…あらいやだ気持ち悪い…婆テレ、、僕の大酒のみの友達のネーミングです。
歳をとっても照れを忘れない人に対する敬称です)
照れる人、特に男性(異性)はとても可愛いと思います。誰かが、羞恥心とか恥じらい、照れは人間としてかなり高級な感情と言っていましたが、その通りです。私の母は無知で無茶苦茶な人でしたが、男女のことにもとても疎くて、痴漢電話がかかってくると相手は病人で息が苦しいのだと勘違いし、「え、どうなさいました?どこがお悪いのですか。それは救急車を呼ばないと」などと言って、相手が切ってしまうこともありました。その種の無知を父は愛したんだと思います。子供にとっては甚だ迷惑でしたけど。
何もしないでくれ。これは私が政治家に願うことです。当選したからには何かしなくては、税金泥棒と言われる。何より、有権者から忘れられる。それで無用・有害の法律を作り、店主や自営業者が何かの許可を得るために役所に日参して管轄の部署を10か所以上回らねばならないようにする。野党と入れ替わると、新与党は前与党の決めたことを廃止する代わり、別の法律を作る。
特に環境保護に関してそれが顕著で、農業従事者は右往左往させられ、工場経営者もカード遊びができるくらいの数の証明書の提出を迫られる。そして公務員は、実質週休3日で休みが多く、もったいぶって証明書を出してくれない。ウチの亭主は、許可を待つより、勝手に改築・増築しておいて後で罰金払う方が、その間の時間を無駄にせずに済んで結果としては安くつく、と言っています。