4月30(火)
焼き芋ルームの1日がどう始まるかはその日の気分まかせ、、とはいうものの…
焼き芋ルームでできる事はたくさんあるので、何をするか迷う事はあまりないです。
迷わないようにやりたいことを事前に決めてあるからです。
手元のいちまる文庫の本を見ているだけで…次に読みたい本がその本の中に紹介されていることも多いですね。
一冊の本が次に読みたい本のガイドにもなっていたことにやっと気がつけました。
本は本から作られ本は次の本を読むためのガイドにもなっている。
何かに取り組んで、ちょっと休憩を取りたい時は散歩を兼ねて立石図書館に行きます。
立石図書館の書棚を見る事はあまりありません…なんかセブンイレブンの商品売り場みたいに見えるからです…でもこれは、悪口ではありません。
アクセスしやすいすっきりした図書館の書庫のデザインと配置を求めるとこうなるかも。
事実、僕は図書館に入ってすぐのお勧めの絵本のコーナーで立ち読みする事が結構あります。
アクセスしやすく目立つ場所に楽しげに入館者を待っていてくれている工夫が成功しているからだと思います)
さて僕の本当の図書館行きのお目当ては1階の家具リサイクルコーナーとゆず屋です。
リサイクルコーナーにちょっと面白い家具があると…立石図書館友の会改メ「ブックマーク!」のグループLINEに写真を送ります。たまにコメントをいただけるのも楽しいです。
僕が中古の家具を見るのは… ①この家具はなぜ手放されたのか、、飽きたのか、一部壊れたのか、必要なくなったのか、を知るためと
②この家具を分解して使える部品、部材はないか
この2点です。
リサイクル家具の奥は「ゆず屋」、、洋服、和服👘、生地、おもちゃ、ぬいぐるみ、瀬戸物類、バッグ、ベルト、日用品、、まぁ毎日、蚤の市/フリーマーケットが開催されているみたいなもんです。
図書館には他にも「お楽しみコーナー」もあります。
図書館が月末に処分するリサイクル書籍類です。一般の方がリサイクル用にと、本屋や雑誌類をこの書棚に置いていくことも結構あります。
立石図書館の1階は僕にとって世間から切り取られた貴重な生活の断片を知るための情報源であり、息抜きの場所で、暮らしに彩りをいただける空間です。
焼き芋ルームの調度品はほぼここでそろえました。
机、補助テーブル、ゴミ箱、そしてテレビの台も鍵盤楽器の支えも家具を分解ししてその部材を使っています。
針金のマネキンにかぶせる古着もゆず屋で間に合います。今では部屋に馴染んで普通のインテリアになってます。フェミニンなものこれひとつで焼き芋ルームのバランスが取れます。
欲しかった春のシャツも一昨日ここで150円で買いました。
ゆず屋、最高です…と昨日スタッフの方にお伝えしてきました。
(昨日は一大決心で墓参りに行って参りました。護寺費を納めて、墓に一礼して帰ってきました。
帰りは、面白いので浅草に近いお寺さんから四ツ木まで歩いてやれと思い立ち、、途中、向島百花園に立ち寄り、園内の藤棚が見える縁台に陣取りました。
園内を見て回ることもなく、自分自身がその縁台からぐるり見渡せば大体雰囲気は味わえる。
豊かな緑に囲まれて…花見より「人見/マンウォッチング」が楽しい。
子供連れ、友人同士、男女カップル、1人でぶらぶらしてる人も多い。
セブンイレブンで買った日本酒とさきいかでいっぱい飲みながら適当に俳句を作ってKBCのグループLINEに投稿。
家に戻って蕎麦屋にゆき、腹を満たしてすぐ寝てしまいました。
墓参りなんて僕にとってはめんどくさいだけ。こんなこと言って、罰当たりは承知です。
僕自身は…後は死ぬだけとのんきに構えて、樹木葬がいいかな、なんて考えていますが、それだってちゃんと計画しなければ首尾よくいかない事は目に見えている。
一人暮らしの老人が、フェイドアウトするためにこれから一工夫しなければなりません。
僕個人の問題はそれにつながる何十万人の問題でもあるわけです。
焼き芋ルームの4畳半問題は世界につながっている。
若い人たち…これから生まれてくる人たちにとっての問題でもある。
自分が生きている間、世界とどうつながっておくか。
個人の問題に見えて、さにあらず、明らかな社会問題。
というわけで…まあゆっくりと世間と相談しながら考えてゆこう。
具体的には、、仲間を募って相談してゆく手もある。
突然、不守備に終わったら…まぁそん時はそん時、周りに迷惑をかければいい、僕個人の問題としては、一般ゴミ扱いで何の不都合もない、、なんちゃって)
こちらでは蚤の市というのがとても多いのですが、日本の中古品と欧州のそれを比べると、日本の物の方質がいいような気がします。というか、手入れされている。そういえば、フランス在住の日本人が古いものをフランスの中古品販売店に持っていくと、日本からというだけで高めの値段で買ってくれると言っていました。
うちにも不用品が山のようにあるので、引っ越すときはガレージセールをやろうと思っています。
ところでいちまるさん、私おかしな夢を見たんです。大金持ちのマダムが、値段のつけられない高価なダイヤモンドを親不幸な子どもたちに残したくないので、忠実な女中に「私のお棺に入れてちょうだい」と頼むの。それで死後に、息子・娘の間で、あのダイヤモンドはどこだ!!って大騒ぎになるの。