朝9時、隣の小学校で災害訓練があるので出かけてきた。講堂の折りたたみ椅子に座ってから朝食を食べてないことに気がついた。3時間たっぷり葛飾区の人から地震が起きたときの初動から避難所(今回の場合は渋江小学校)維持管理について予行演習。
水害と違い地震は全く突然にやってくる。避難者のためにまず学校の開放だが、まずは学校自体の被害状況の確認、避難所として使えるかどうかを点検し本部に報告する。使えると言うことになれば、避難所としての受け入れ準備…鍵のありか鍵の開け方を防災用品の部屋長のマニュアルを見て直ちに分担ごとに行動を開始する。実際にやってみるとこれが規定の行動そのものが行動指針を見ながらでもなかなか大変。非日常が始まるのだからまずは気持ちの入れ替え。
学校について最初にやることその一、、、トイレの封鎖…何故かと言えばいくらトイレが我慢できないからといって使ってもらって水が流れなかったらどうする?トイレの水が流れることが確認できるまでストップ、居住環境の清潔を保つ上でも、こんな小さなことが緊張マックスの現場では本当に大切なことになる。日常の家庭生活のルールは通用しないと、覚悟する。
受付場所の設置などゾーニング:区分決め、入場者の把握、振り分け。
受け入れ準備班はまず体育館内に幅2メートル幅の田の字型の通路をロール巻きしたブルーシートで作る。各自がとりあえず座るために厚さ15ミリ位のウレタン?のクッションを敷いてその上に畳1畳のパイル絨毯を乗せて完成。さらにそこに至るまでの1メートル幅の小通路とそれぞれの居場所を1メートル開ける。1メートル幅は車椅子が楽に通れる幅である。横になる場合は各自頭を反対方向に向ける(葛飾ルール)ライフラインが絶たれた場合の電話回線の設置から家庭用カセットボンベによるライトアップなどなどやる事は山ほどある。このコロナ禍で該当者を別のコーナーに集めしかるべく対策を取る…入り口を別々にする、教室棟を大きく2つに分ける、さらにその教室の中の感染拡大を防ぐための様々なバリアを設ける。例えば天井から2メートル幅の透明なシートを下げるためにロールシートを天井にタッカーで止めていく。とても1日や2日の講習でまともに動けるとは思えないけれど…何回か講習を重ねればそれなりに身に付いていくとは思いました。時間をかけて、もらった資料を読む気になりました。予行演習をするために学校中の廊下を養生シートで覆っていた…つまり予行演習のための準備そのものが大変だったであろうと想像できる。こういう現場での積み重ねが現実に少しでも対応できる可能性を増す、身にしみる。
午後呼ぶ声がするので下に降りていくとニ人の女性が見えました。1人の方は初めてお目にかかる方。櫛切りにしたスイカを手にして、、、。スイカをいただきながら紹介がてら僕の最近の動きをおしゃべりさせていただいて相手の方のお話も伺いました。エチオピアの方のソーイング教室だけではなく国籍を問わず?いろいろなグループ等の広がりも考えに取り込んでいらっしゃるようだ。こんなことを考える若い人がいたとは…とても頼もしい。お年寄りから子供まで目配りが広い。歳は若いが世界を見てきた人たちだろう。お帰りになる時作った本棚も見ていただいたら…ご自分のコーナーがあったらおきたい本もあると言うような素振りを見せた…いただき!
いろいろなグループの活動を紹介する本のコーナーも作ろう。地域自治のコーナーを作ろう、災害マニュアルもここにおこう。グループ交際コーナー。本との出会いも人との出会いも全く唐突だ。人が風景なのだ。本がある風景の中に人がいれば何かが始まる、なんちゃって、甘いな。
ビールは太る?のでもうやめようと思ったけどこんないいアイディアをいただいた日は…やっぱりいっぱい飲むことにしよう!
雲が北北東から南南西の方へゆっくりと流れていく…雲の西側には夕日が当たっている。東の方を見やれば夕日を浴びて飛行機が北西の方向に飛んでいく、夕日を浴びていた雲もあっという間に灰色の影を作る。日が暮れると言う事はどこかで朝はもう始まっていると言うことだ。
へぇーそうなんですね江戸時代から学ぶ事はいくらでもありそうですね。遊ぶことにかけては徳川2 二百数十年の大平の歴史は芸事の歴史でもあったわけですね、安直に楽しく暮らす工夫経済を回す工夫はその奥を見つめる余裕もあったわけだと思いますね、びすこさんの岡目八目が楽しいな。人生は平和でなければ味わえない。江戸時代に帰るわけにはいかないけれど分を知り下々に至るまでその帳尻の合わせ方は学ぶべき点が多いような気がいたします。もう今日は一仕事すんで、ひとっ風呂浴びて缶ビールも2杯目はどうするかちょっと迷いつつ、、、マグロのぬたでも作って食べよう、、、えーと失言はなし、、、ドイツにいらっしゃるびすこさんに新聞も読まない僕に日経新聞の興味ある記事まで教えていただく昨今でございます、ありがとうございます😊
災害訓練、災害先進国の日本ならですね。このところ当地で問題になっているのが、災害時のまともな警報システムがないこと。ドイツ西部で洪水が発生するまで豪雨など徴候は十分にあったのに、WDR(西ドイツ放送)はわれ関せずで普通のプログラムを流していた。日本では、四国の田舎町でも携帯に警報がなるし、もちろんテレビ画面にも警告がレベル付きで丁寧に。
私が最近読んだ本は東大史料編纂所の山本教授による『江戸学講座』、聞き手は逢坂剛と宮部みゆき(深川生まれですね)で、明暦の大火や天保の飢饉の話も出てきます。もちろん絵島・生島のスキャンダルも。女性としては、大奥で奥方の着物が増えすぎると女中たちに下賜されたという話も面白い。中古市場がちゃんとあったんだ。
江戸時代の階級制度、身分の違い、禄高などが説明されているので、これらを知った上で鬼平や遠山の金さんのドラマを見、周五郎や藤沢周平を読むと彼らの暮らしに納得するところもあるでしょう。百石では厳しい、五百石なら余裕。ちょっとだけ利口になったような気がして、目下岡本綺堂の半七捕り物帖を読み直しています。岡本綺堂の先祖は徳川家の御家人だったとか。ふむふむ、お目見え以下ですね。
今朝の日経に<「本がある場所」のチカラ-人を繋ぐミニ書店・図書館>という記事がありました。