今兄から電話で…庭の草刈りの依頼が来た。頼まれ仕事はしないつもりでいたけれど…工賃が良いので引き受けることにした。毎年自分でやっていたのだけれど今年はもうやる気がしない…と言うことらしい。仕事はお手の物だし、兄のことだからまた何かご馳走してくれるだろう…やるやると二つ返事。
昨日、着衣の人物画の写生会の案内を友人がくれた。外人さんのモデルらしい。僕の場合…モデルが問題だ。個性が前面に出ている(打ち出してくる)ようなモデルが得られたら猛然とやる気が出るかもしれない。良いモデルはいつだって取りっこだ。それよりも、もっと問題は…まるで描く気が起こらない、友人にそう伝えた。
30年位前に書いた童話を思い出しながら書いている話をちょっと前にしました。絵と違って駄文を連ねる事はちょっとの時間があればできる、、、と書いてはっとした。実は絵もそうなのだ、絵が描けない、描けない(描く気が起こらない)と嘆く友人に、今日絵筆を揃え、明日イーゼルにキャンバスを置き、明後日モデルを決め、描けよ!なんて偉そうに言ってたこともあったっけ(当時そうやって毎日の業務を淡々とこなしていたから)。そのまま僕自身に言ってみた、ギターだって始められたじゃないか。外は晴れだ。突然の雷予報も出ているけれど…洗濯をするか、ギターを弾くか、クロッキーを描く準備をするか、人生はいつだって選択を迫られる、あはは、朝から兄貴がリズムを作ってくれた!
コメント拝見していて…僕は何人の人と別れたろうと思いました。人はだれでも人間は突然死ぬと思っていますが僕は最近「死なない」と言う状態を生きている人間が作り出している事が多いことに気づかされました。あ、つまりその…あの世の人もこの世に引きずり込んで共に生きている? あの世がだんだん近づいているせいだと思います…あの世は他人事でない…ハハハ。
あ、よかったわ、お兄様の話が出て。先日ライントークを読んでいましたら、お兄様にとっての思い出の歌手は舟木一夫ですか、三田明?という質問がどなたからかあったとき、いちまるさんが「ちあきなおみ」と答えておられたでしょう。私もちあきなおみの歌は好きなんですが、それよりもお兄様と同じような境遇になってしまった(つまり妻を失った)義弟が、前にメールでちあきなおみの「冬隣り」の歌詞が心に沁みると言ってきたことがありました。
写真のあなたは若いまま
きれいな笑顔がにくらしい
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地球の夜更けはせつないよ
先週、心臓麻痺のため59歳で亡くなった社員のためのお葬式で、肩を震わせて泣く奥さんをみて(子どもはいなかった)、この人もこれからはせつなさを抱えて生きるんだなあ、と私ももらい泣きしてしまいました。