昨日は一日北側の窓辺に座って本を読んでいた。今も同じ窓辺でこれを書いている。昨日読んでいたのは、ベンヤミン/アドルノ往復書簡、晶文社の本だ。2人の思想家の著作でも読んでいれば手紙のやり取りの記録は興味深いものであろうと思う。内容はたまにしか頭に入って来なくても…それでも窓辺でパラパラめくっているだけで、飽きることはない。外は30度近くあると言うのに風がよく吹きぬけるのだ。風を感じるために本を読むふりをする、といった風情だ。自然光で読むのも良い。何十年ぶりだろうこんなふうにして読むの。今、思いついた…ここで小さなタブロー(画布、紙に描く絵)を描くのいいなぁ(細長い4畳の部屋に半分ぐらい荷物が詰まっていても…僕にとっては十分な広さ)
今朝起き抜けに荒川土手に散歩に行った。朝陽が川面を横になぞっている。朝露を含む河川敷の原っぱの上を軽く駆け足する。適当に心拍数を上げてから土手の上で四股しこを踏む。帰り道、中央公園にある簡単な運動遊具で柔軟体操をして帰る、いつものコースだ。お腹がすいたらご飯を食べる…こんな毎日が面白くて、幸せ感じる。2ヶ月ぐらい前、魔がさして全力疾走して、左膝を痛めたばかりだと言うのにまた、原っぱを全力疾走してもいいかなと思い始めている。そのためだったら、毎日思いっきり腰を落としてスクワット50回ぐらいやるか、ぷっ。
それにさ、風を感じるためだけに北の窓辺で本を読む、こんな楽しみがあるとは思ってもみなかったな、歳をとるのもあながち悪いことばかりではないさ。1人が面白い1人がいい、たまに遊んでくれれば…あはは。
はーい、その通りです♪
窓辺、風、自然光、そして本。これ以上何を望む?