かつしか手芸クラブというのをかつしか広報にメンバー募集報告をお願いしてきました。Kさんが代表者です。Kさんは裁縫に関することなら何でもお詳しいので、まずはほころび直しを飾り刺繍(ダーニング)で楽しむところを導入部として発展させてもらいたいと思っています。例によってグループLINEを発足、広報活動とは別にお好きそうな方におよび掛けしたところ…数名の方が集まって下さいました。善は急げですね。
コノユビトマレみたいに先導して狼煙(のろし)をあげる人が少ないことを嘆いていても始まりませんので、思いついた事は誰かも思いつくと考えて行動しています。つまり目に見えないだけで行動の準備はできているけど、自分から行動を起こすことに慣れていないだけ、要はきっかけ。ぼくがしていることは、ほんのきっかけ作り。
と思ったら…どこかのグループの何かのぼくのコメントで…半分冗談で、、次は桜会を作りますと言ったのを思い出しました。枯れ木も山の賑わい。暇な高齢者に集まってもらいたいです。桜…サクラ🌸、、→にぎやかしのお手伝い。フーテンの寅の子分の若い衆の役。いくらなんでもこの募集を天下の広報誌に載せるのは気が引けるので…昔呼びかけた「びすけっと:微助っ人」の発展形?→チームスケッツ(助っ人s)今日から心がけて少しずつ仲間づくりをしていきたいと思いました🤣
(長生きするよ…という嫌味が聞こえてきそうですが、褒め言葉として甘んじて受け入れたいと思います😜)
ねえねえ、お隣のいちまるさん、聞いて下さる。私、さっき面白い絵を見つけたの。
この前から飛び飛びに読んでいる本に、戦前のソレイユとかひまわりという少女雑誌の挿絵画家だった中原淳一の話が出てくるの。私の少女時代にはもうそういう雑誌はなかったけど「少女」とか「少女クラブ」がよく売れていて、そこの挿絵の第一人者は藤井千秋という画家でした。
それでネットで探したら、あった!ウィキにまで紹介されてて、この人が創った夢のように美しいオシャレな乙女たちの中に、添付のような絵があったの。これ9割以上が洋風の装いの絵の中でとても珍しいけど、この絵も首から上は完璧に洋風でなんだかそぐわない。
でも、周りの道具立てがすごいと思いません?囲炉裏の自在鉤、ノスタルジーを誘うランプ、そして裁縫道具。針山といい鋏といい。注目すべきは納豆!北の皆さん、居間にこうやって吊るして発酵を促してたのかな。お嬢さまが夜なべをして縫っているのは、婚約者の羽織かしら。
え?お茶をって?いえ、お構いなく。そろそろ亭主が昼飯に帰ってくるべさ。
手芸クラブ、あと10歳若ければ是非。昔から針仕事は好きでした。刺繍とかパッチワークとか刺し子とか。私、亭主の靴下の繕いもやってきましたよ。いかんせん、視力の衰えで、細かい縫い目など、出来るけど後で眼精疲労がひどい。(でも針の穴に糸を通すのは、今でも問題なくできます。ちょっと威張らせて。)
靴下の修繕で思い出した句。
・足袋つぐやノラともならず教師妻 ひさ女
その気になればいつでもノラになれたからでしょうか、足袋を繕うのを嘆くのがよく分からなかった。生まれた時代の幸運でしょうね。「夜なべ仕事」なんて今は死語?
眼は読書用にとっておきたい、と用心していましたが、その読書も容易ではありません。最近の読み物は、多分団塊世代の高齢化を考慮してでしょう、字が大きめなので助かる。でも昔読んで感銘を受けた古い本をもう一度読もうとしても、もう無理です。(あ、どうしても読みたいときは、拡大鏡を使っています。)