宗教の果たした役割の大きさ、社会を動かしてきた力の前でひれ伏したくなります。
国をまとめる方はそれを利用しない手はない…それに代わるシステムがない限り。宗教が存在しない国はない。共産主義の壮大な実験は一応終わったと僕の単純な頭は理解する。次にむっくり顔を上げるのはさらにいろいろな実験が済んだ後だろうと思う、もう少し人間とシステムが進歩したステージで。
キャピタリズム、資本主義も1つの宗教だと考えてみる。みんな資本主義にひれ伏している。教条ひとつ論破できない。不平不満の圧力解放弁をあちこちに作ってゆくことでかろうじてバランスを取る、リアリズムとリベラリズムの使い分け。産業革命以来ずっとそれをやってきた。とても柔軟な宗教。自由教?考え込んでしまうところも資本主義を宗教と強弁する由縁です、考え込んでしまう人たちには布教のための「司教」にも事欠かない、あまつさえ…圧倒的に信者数を伸ばしているファクト、事実、、資本主義という亡霊が世界を徘徊している、、あれ?どこかで聞いたセリフ、あはは🤣
(ガラッパチが聞いたような台詞で尤もらしいこと言ってみただけです…資本主義が意外と不自由で使いかってが悪いなぁと思って不平を言っているだけかも😉)
資本主義と共産主義の対立の時代は終わっていませんが、中国が経済に資本主義を、政治に共産主義を採用していることで、その対立も曖昧になっています。
ウクライナ紛争に代表される今の世界分断は、民主主義と専制主義との対立と言われますが、昨日新聞で見たところでは、民主主義の欧米日と、専制主義ロシアとその仲間、そして中立の国(インドなど)がそれぞれ3分の1ずつで、民主主義が圧倒的に優勢というわけではなさそう。ただ、この分類は人口を基準にしていますので、専制主義の中国だけで欧米をはるかに上回るし、中立のインドも15億近いから、実態を反映しているかどうか疑問です。それぞれを標榜する国家数という点では、民主主義が勝っていますよね。
でもその民主主義も今の欧州では一つの宗教になっていて、これは邪悪な宗教ではないにしろ、やはり気違いじみた信奉があり、この際民主主義についてちょっと考えてみる必要があると思っています。