形容詞マニア いちまる 1月23日

< 汚いときれい、または小汚い、小綺麗 > お銭(おあし)は汚いので取扱注意、と僕のおばあちゃんは言っていました。僕は子供でしたので…そのまま受け取りました。つまりお金は人から人へ渡り歩いて、汚いものでもあるのだとあっさりインプットしていました。お銭=お足🦵で逃げ足も速い、とも、子供なりに学習していました。 爪に火をともすようにしてお金を貯めている、とあからさまに言われたことがあります。ある時、お金の使い方にしまりがないと母に言われました。こんな僕でもお金の使い方が綺麗と言われたことさえあります。なんと言われようとあまり気になりません。エチオピアの友達に…お金は使うためにあると言われました。昔若い仕事仲間にそんな荒っぽいお金の使い方をしていると結婚もできないぞと言ったら…俺は自分が稼いだ金は自分が使いたいように使う、と言い返されました。あまりにも堂々としていたので、なるほどそういうものかなと…納得してしまいました。マネーロンダリング(金銭洗浄)なんて言う小汚い手を使う輩(やから)もいる。ま、お金の使い方にその人のひととなりが現れる…と一応言っておきます。 歳をとったら身辺は小奇麗にしていたいものです。でも出来る限り整理しているのに小汚いと言われたら、その時は堂々としていようかと思っています。枯れつつある植物がそういう風情なので真似するつもりです。ずうずうしく、できることなら後進のためにもひょうひょうと生き恥さらしてみせるぞと言う気概もあります(これを気概と言っていいものかどうか分りませんけど🙄)