4月12日(土)
仕事は納期に向かって拡大する…パーキンソンの法則にこんなのがあったと思いました。微助っ人クラブ当初の目標の100人には至りませんでしたが後は、時間の問題ということにして
この指とまれ役、ここまでとさせていただきます、と再度申し上げたところで…
今日は人間はお互いに勘違いの塊ではないかという話です。相手に対して勝手に期待していたり期待されたり…落ち着いて考えてみればそれはちょっと甘い考えだと最近僕は考えています。お付き合いさせていただいている人たちに対して相変わらずの勘違いがあまり多いからです。
僕らは大体において自分に甘く他人に厳しい。
こんな事は長い付き合いなんだから、言わなくても当然伝わっていると思うのが僕ら。たまにちょっと行き違っては、はっと驚く。
あえて説明したくないこともある。これぐらいはわかってくれというこちらの気持ち。相手にそのレベルの期待をするそういう気持ちも、もはや時代遅れと言ったほうが安全かもしれない。
AIなら既に伝えたことだと思っても確認する際には、今までのいきさつを全てインプットしなければ反応しない。
老人には辛い時代が始まった。自分がAIのような思考、つまり言わないことには伝わらない。AIになってしまえば、イライラは解消する。
以心伝心が少なくなるに従って、情報量はいやましに膨らんでゆく。顔を見ながら、人の話をじっくり聞く場面はますます少なくなっていく。
人々は、趣味の世界に没頭して、心のバランスをとっていくようになるだろう。
大体において自分に甘く他人に厳しい、これはその通りですが、困るのは、自分の家族にもやたら甘い人が多く、そして勘違いしまくっている。こんなひどい娘の欠点がどうしてわからないんだろう、と思うこともあるし、自分の妻は無邪気で世間知らずだから、なんて平気で言うけど、他人から見たら自己中・無知でしかない、ということも。客観的になるのは難しいんですね。まあ、身びいきと勘違いで家族が繋がっているということも多々あるのでしょう。
夫婦同姓にしないと家庭が崩壊する、なんて喚いているのは高齢の政治家ばかりじゃない。いや、政治家の皆さん、家族の中で誰もが客観的に判断できる冷静な人ばかりになると、それも家族の崩壊になると思いますよ。つまり、家族の多くはイルージョンと「いやな物は見ない」主義で保たれているんだから。