4月2日(水)
雨が降り続きますが…出かけているのを渋っていると我が母が生きていたら…張り子の虎じゃあるまいし、、(人間は雨に濡れたところで、張子みたいに紙が剥がれるわけじゃない)と、言われそうです。
昨日は押上までちょっとした用事があり、そのついでと言っては失礼ですが、雨の中ちょっと足を伸ばし、 QさんのH工房まで出かけて少しお話しさせていただきました。発明家のお宅。
相変わらずお元気なQさんの面白い話を少しだけお聞きして、いくつか会員さんのアイデア商品の紹介をしていただきました。
帰りしなお土産までいただきました。Qさんありがとうございました。
工房をあとにして、、50年前のことが頭をよぎります。
当時、ぼくは一端の発明家気取りでグループを作り、一発当ててやろうと実用新案出願を繰り返し、仲間の出願書作りのお手伝いもしていました。メーカーにも意気揚々と乗り込んで交渉。返事を楽しみに待っていてもなしのつぶての連続。結局どれも…不発でした。連戦連敗。
ちょっとだけ光るエピソードをお話しさせていただきますと、、メーカーからもらう実用新案のアイデアの使用料だけで家を建てたPさんが振り返ってみれば我々の仲間の最大の成功者でした。細く長く売れ続けた商品…お風呂場の掃除用具です。プライバシーに関わりますのでこれ以上はお話しできませんが、何気ないアイデア商品が長期間少しずつ売れ続ける…固定費がかからないので、利益は少なくても、そのまま蓄積されてゆく。
世の中が変わってネット社会になったことで利幅は少なくても、使う人が少なくても、ネットを通して広く販売すればヒット商品になるロングテールの目立たない利点の1つだと思います。
成功の裏の膨大な失敗の蓄積、失敗を積み重ね、その稀な結果として、アイデア商品がポッと生まれる。
100円ショップの商品はアイデア商品の顔見せ実験現場のようです。最近では僕もちょくちょく100円ショップを定点観測するようになりました。
ところで、、何十年も売れ続けている有名なバンドエイドの話。
僕も大工道具を使う関係上、しょっちゅう
小さな怪我をするのでバンドエイドは手放せません。
奥さんがよく怪我をするので愛妻家が開発したバンドエイド。どなたでも1度は聞いたことがあるであろう有名な話ですが、忘れられません。その微笑ましさが忘れられないのだと思います。その小さな商品が長く、ずっと世界中で使い続けられている。目立たないけど世の中を下支えしている、、と言っては大げさですかね。
試行錯誤を支えるもの…アイデアが金を産む夢が結果的に人々を活性化しているそのことに今も興味津々です。
もしかしたら、、長く流通し続けている「お金」そのものが世界最大のヒット商品かもしれない🤪
お金といえば、売買や取引に関係のある漢字っていずれも貝へんですよね。購、販、貯、貨、貿、資などなど。これって、昔の中国では貝がお金の代わりに使われていたから、というのですが、内陸国ではどうだったのでしょう。でも、貝って面白いことに山の中でも見つかることがある。オーストリアなどアルプス共和国なんて言われて海はないのに、岩塩の取れる山中で貝殻が見つかったりして、これはその地域が嘗ては海だったからだそうです。
内陸国といえば、ある作家が、日本でも海のない内陸県は食事がおいしくない、と書いていました。海の物がないと食べ物は限られるとか。つまり、岐阜県、群馬県、山梨県などは食文化が豊かとはいえない。それでその作家さんが「おいしいものがない」県として挙げているのが、奈良県でした。古墳とか神社仏閣はあっても、お魚がないとね・・・
世界的にもこれは言えるかもしれません。やっぱり海洋国の方が食べ物はおいしい。でも、最近感じるのですが、内陸国と海洋国の違いというと、内陸の国って外国人へのアレルギーがひどい。東欧とか、今戦争中のウクライナとか、国粋主義という以前に外国人をとても嫌うんです。とにかく保守的、見慣れぬものを嫌がる。海がないから、海外から来た人に接する機会がないためでしょうか。
今日も何だか脈絡のない話になりました。奈良の「うまいもの」を考えていたせいです。誰だか、あそこで一番おいしいのは鹿煎餅だろうなんて言ってました。