3月7日(金)
電気屋さんから110ミリの壁穴ドリルを借りた。屋根裏に通気口を作るためだ。かなり荒っぽい工事なので、一級建築士の Qさんとどうするか、もう一度安全性を検討することにした。
ビバホームでコンパネを2枚買い、こちらの指定するサイズに切断してもらう。それを手押し車でコロコロと四つ木御殿まで運ぶ。こういうめんどくさい仕事は結構好きだ。 Qさんが基本的にご自分のお考えでリフォームを進める。僕は時々手伝う。その気軽さが面白くてしょうがない。人がどう発想するか、もちろんそこに口出ししない。リフォームの進め方が基本的に気に入っている。
ところで壁穴を開け、屋根裏に断熱材を入れ、なおかつ換気も考慮するとなれば、職人に頼れば一体いくらになるんだろう… そもそもやりたがらない仕事。こういう仕事を工夫しながら、相談しながらやるのは嫌いじゃない。コテコテのDIYだと Qさんは笑う。
今日はPさんが火鉢の上に乗せてテーブルにしたいとおっしゃるので、厚さ12ミリ直径80センチの丸い板を届ける。どうせ使わないで余ったものだ。
ついでに、安物のコルネットも持っていって、Pさんのドラムと見よう見まねのセッションやりませんかと持ちかけてみるつもり…どんなお顔をするか楽しみ、…ふふふ。
一人暮らしの、それも若くない女性が増えていて、世界中の先進国では、ここにあるようなちょっとした職人仕事をしてくれる人の需要が高まっているようです。通気口を作る、壁に穴をあける。断熱材を入れる、というような作業は、男の人でもみんながやれるとは限りませんからね。
私の田舎ではシルバーセンターが結構活躍してくれているのですが、大工さんはあまりいない。電気工も限られる。今度帰国したら、数年前までわが家が頼りにしていた電気屋さん、今は店を畳んで引退しているので時間はあるはず、非公式に「猫の手」商売をしてくれませんか、と頼んでみよう。
大きな仕事だと工務店に頼っていますが、ちょっと遠いのでわざわざ来てもらうには3つ4つ纏めてでないと効率が悪くて、それまでは少々の不便は我慢することになります。