3月5日(水)
金町まで一っ走り。思ったようにわけない。寒い雨も降りの中。Pさんの奥さんが編集された本をQさんに届けた。お宅を拝見した後、思いがけず Qさんがお書きになった胎教の本をいただいた、びっくり。
とんぼ返りの途中で、 Qさんのお宅の近くのグルテンフリーのシフォンケーキ作っていらっしゃるRさんのお店も確認。あいにくお休みだったんですが、場所がわかれば付近に親しみが湧く。
雨が降り出す前に、水戸街道を家に向かう途中のMカフェさんでたらこスパゲティーを食べて雨に降られず無事帰宅、あー面白かった。
何が面白いかと言うと、小さな自転車に乗っていると、子供に還ったような気がするのだ。それが面白い。
何の事はないのだ。視点が下がっただけなのだ。それで世界が変わった。そういうこと。
レベルが下がる事は悪いことではない。地面が近くなるので、安定感が増す。そうするとどうなるかは今日からぼちぼち考える。
ハーレーダビッドソンに乗ると道路を占拠した気になる。
デモをやって、シュプレヒコールをやって行進していると非日常がそこに現れる。
人は子供に還らなければならない。噂では、かのピカソは子供に還ろうとしていたと聞いたことがある。
さて、今日はどうやって子供に還るかな?
葛飾には行ったことがない、と考えていて、いや金町浄水場には何度か行ったことがある、と思い出しました。バングラデシュのお役人さんが浄水システムについて研修するというので、通訳に通ったのでした。葛飾で唯一知っている場所。
視点の上下、分かります。いつも乗用車で見ている景色を何かで(独英米の親戚の集まりなどで)貸し切りバスに乗って通ると新鮮な印象でした。みんな年とってもう集まることもないでしょうけど。義姉が言い出しっぺで、最初のパーティなんかでは張り切って挨拶するんですが、数日後には仕事があるからと亭主に任せて引っ込む。亭主も仕事があるのに、お人好しだから、ぶつくさ言いながらみんなを観光に連れ出す。毎回ものすごく腹が立っていたので、義姉も親戚も亭主も全員が年とって、ファミリー・リユニオンなんかもうできないことが本当にうれしい。