1月26日(日)
自由の庭でGさんがウィンドウズ11をインストール開始。
午後2時ごろCさんが合流。ガタロさんの映像をみんなで見る。ガタロさんの清掃人生と画業を応援する奥さんの寄り添いが微笑ましい。
画面に刻みこむタッチが、穏やかなガタロさんの風貌に似合わない激しさなのにたじろぐ。
先ほどGさんからウィンドウズのインストールが成功したとLINEで知らせてきた。やれやれ…僕は何もしていないけれどGさんのおかげでたまに使うパソコンが生き返った、ありがたい。
僕が起きる時間にGさんがやっと就寝する…感謝あるのみ。
午後からすみだボランティアセンターで、自宅を「家開き」をした人の講習会に出席する、、楽しみ。
10時近くにコンサートが終わり、慌ててその地区にあるイタリアレストランにかけ込んで食事しました。ウェイトレスががっしりした体格の40代の女性で、愛想はあまりよくないけれど仕事はできて信頼できる感じ(どこかの国の人みたいにニコニコしながらヘマばかり、というのより良い)。
支払いのときに亭主が「どこから来たの」と尋ねると「スロヴァキア」だそうで、「いつから」という私の質問に「11年かなあ」。私はドイツ人と思ったのですが、夫などは訛りですぐ外国人と分かるのですね。でも11年であんなに上手に話せるなんて、その倍以上の年月ドイツに居てもこんなにへたっぴいな自分が恥ずかしい。まあ、ほぼお隣の国ですからね。それに仕事でドイツ語を使うというのは、何よりも言葉の上達を促します。生活がかかっているし。私はただのグータラ主婦だから・・・。他人から見て恵まれているように思える要素が、実は不運ということ、ありますよね。77歳で嘆いても仕方ないけど。帰りに彼女にバイバイを手を振ったらにっこりして相手も手を振ってくれました。
ドイツも人手不足(それも現場の仕事)なのでEU内の移民に頼っていて、域内だと文化の衝突とか心理的軋轢など無くてスムースなのですが、今はドイツの賃金がスロヴァキアなどの倍くらいだから雇用が可能なんです。ポーランドはどんどん追いついて差が3割くらい。ポーランド人にとってドイツはあまり魅力のない職場になりつつある。
口だけ達者な大卒ばかり増えて、介護士、看護師、配管職人、塗装屋、電気工、大工、調理人、給仕、清掃人・・・全然足りない。どうするつもり?どうしてみんな実践学校を避けるんだろう。
私も今のデスクトップの反応がとても遅くなったので、バージョンアップを考えているのですが、それより10数年前に買って全然使ってないラップトップの利用を考えたら、と事務所の人に言われ、こちらを初期化した方がいいかも、と思い始めました。わりと大きめなので、画面も見やすいし。
昨夕のコンサート、楽器はホルンだけ、奏者は20代ばかりでドイツ、ルクセンブルク、オーストリア、スイスの8人。だからドイツ語圏ではあるのですが、場所が独仏国境のライン川の「島」でアルザスからのフランス人聴衆もいたので、司会者のドイツ語をルクセンブルクの奏者(細身でザッカ―バーク似)が通訳していました。この人、通訳なんかしたことないらしく、途中を適当に飛ばしたりして、でもアルザスの人は大半がドイツ語を理解できるので笑って許してあげていましたけど。
曲目は前半がモーツアルト、ワグナー(神々の黄昏より)、プッチーニ等で、後半はスターウォーズなど映画音楽。後半には一部この辺りの小中学生でホルンを習っている子供たちが参加して賑やかでした。ホルンってやっぱり大勢でワーッと奏でる音楽が向いていますね。アイーダなんかもよかった。