1月24日(金)
要するに僕はどっか直したり何か作ったりしてればご機嫌なんだと分かった。
昨日も四つ木御殿の床のちょっとふかふかしているのを直した。害虫駆除のために開けた穴をもう一度きちんと根太を補強して埋め直した。これだけで気分が良い。
リフォームで壊した材木の使えるのを長さと大きさ別に整理しておいた。近々屋根裏の掃除と防虫駆除を行うというのでその整理も兼ねていた。
当日は立ち会うことになっている、というか床をあげたり天井を開く手伝いもする。
日本家屋は手がかかる分、愛着が湧く。ツギを当てた服に愛着が湧くようなものかな?ちょっと違うかもしれない。
楽しい気分になれればなんだっていいや、その日暮らし。
今日も1000円で買ってきた飾り戸棚の修理。壊れたガラスの代わりにアクリル板をはめる。うまくいきますように…。
今フランスには「壊し屋」と呼ばれる不穏な政治家がいますけど ― 何とその彼がトランプ大統領の就任式に招かれていた ―、「直し屋」さんはいいですよね、自分も楽しみ、皆さんの役に立てる。一家に一人欲しい直し屋さん。(いちまるさん一人暮らしだから100%直し屋さんで構成される家だけど。)
日本の田舎で近所に住む叔母が、以前なら親しい大工さんに台所の修理や、天井裏に居ついているらしいハクビシンの駆除など頼んでいたけれど、その人達が90歳近くなってもう無理。冷房の具合がおかしくなっても電気屋さんがいなくて、町のチェーンストアみたいなのに頼むと、そこから修理の子会社に連絡が行き、数日後に背広来た人が書類を持って現れ、それに署名するとやっと修理専門らしい人が来て、仕事が終わるとまた署名、だけどどうもちゃんと直ってないらしいのでまた連絡すると、このプロセスの繰り返し。
町や村から大工も電気屋も庭師も消えて行く・・・・