3月16日(土)
兄に関するこまごました用事を済ませるために兄の前の住居に行き頼まれたものを持ち出し兄に手渡した。
役所から届いていた介護保険に関する見直し等の書類をチェックした後、ケアマネさんとメッセージのやりとりをし施設の事務所に書類を託す。
家に戻ってから片付け物の続きをしてあっという間に夕方。
身の回りが一応さっぱりしたので新しいことにもトライする気持ちにもなってきた。
と言ったって大それた事は何もない。こまごました工夫のひとつひとつが面白い。
一昨日酒のつまみに大根のしっぽの干からびたのをぬか漬けにしておいたのを食べたらほんのり甘くてポリポリしておいしかったことを思い出し早速大根の下半分を紐でぶら下げて物干しに干した。
テレビの国会中継を見てもニュースの拾い読みをしても、こちとらボケッとしていたけれど世の中が徐々に移り変わっているのはわかる。
派閥は解消に向かっているだろう。思想がないのに派閥なんか組めない。
連立も場合によっては動きが鈍くなる。
官僚も揺さぶりを受けるだろう、、まぁこれは簡単にはいかない。
なんたって百数十年、歴史を牛耳ってきた東大法学部があるからね。
腐っても鯛?やっぱ腐ってはダメでしょ。
アメリカみたいにロビイストが暗躍するようになるのだろうか…これもまぁ簡単にはそうならないだろう。ロビイストって何?圧力団体の代弁者?
本当の政治家が出てきて欲しいところだけれど、やっぱりきっちりした世間がないと政治家が育たないよなぁ。
彼我の情報の不均衡、どうすればいいんだろう?
民間で学者を育てればいい。
国際政治学者は大学にいるのか?
どう考えたって世間がものを言う。世間以上の政治家は出てこない。
圧力団体出てこい。名を名のれ。どうやって政治家を使うのか教えてくれ。
戦闘機を輸出するなんてニュースが出ていた。アメリカにそうそう頼ってもいられないからいろいろ画策しないとバランスが取れないもんね。
実は軍事大国同士イギリスと日本が手を組めば素人考えでも大変なパワーになる、つまり抑止力になる。
それでこそネットワークの時代だ。
これを画策しているのは防衛省の誰だ。糸を引いているのは外部の誰か?
こんな調子で夕方お酒を飲むとき、音を消したテレビをつけているだけでいろいろ感想が出てくる。
テレビの報道を酒の肴にして酒を飲む…最近覚えた、、これが結構面白い、あはは🤣
今年から来年にかけては欧米で選挙が立て続きにあって、政治家の皆さん準備に大忙しです。今年春と秋にはドイツの東部の三つの州で議員の選挙があり、この辺りは10年ほど前に発足した右派のAfDが人気があるため、左派が牛耳る現政権は何とか右の動きを阻もうと必死。AfDは危険な極右だと主張し、とにかく右派はみんな悪者として、国民の一部を扇動しデモを繰り広げていました。
私としては、過去数十年の動きを見ると赤軍派やその残党などむしろ左翼の害が目立つのにな、と思っていたら、はい、それに呼応するように、東北の州で電気自動車を生産するために稼働し始めたテスラの工場が極左のサボタージュに遭い、送電を止められて休業したままです。憎き資本家のマスク氏の工場とはいえ、クリーンな自動車を生産するというので緑の党なども諸手を挙げて迎えた工場なのに。この極左の暴力による被害が大きすぎて、政府は今の状況下で右翼の弱体化を図るすべなし。
その後は5月に欧州議会の議員選挙です。ここも5年前に比べると左の動きは弱まり、緑の党が最盛期を迎えた5年前からかなり大きな変化がありそう。ドイツよりフランスの方がその傾向が強く、これまた「極右」と非難されてきたル・ペン女史のNR党が最大票を確保しそうです。最近のポルトガルの国会議員選挙では、左翼が伝統的に強かったこの国で右翼の票がやや上回り、加えてかつては蛇蝎の如く嫌われていたはずの極右がのしてきた。今やニューレフトの牙城の危機です。イタリアはご存じの通り目下は右翼政権です。
この変化の原因は何と言っても難民・移民問題です。2015年以来情勢は悪化するばかりで、政治家は人権だの人道だのを説きますが、毎日の暮らしに必死の市民からすれば、どこからどういう理由でやって来るのか分からない自称難民のために税は上がるわ、社会保障は削られるわ、で、もう限界というところなのです。特に助成金をゼロにされた農家が怒ること怒ること。トラクター行進が続いていますが、ドイツの農民はそれでも、エリーゼ宮やその他のお役所の前(というよりファサード)に家畜の糞尿をホースで撒き散らすフランスのお百姓さんよりはおとなしいと言えます。
アメリカでは・・・長くなるので、これは明日の話にしますね。