何処で見つけたのかな~この本、もしかしてこの前読んだ武田鉄矢の本で紹介されてたのだっけ?
「ライ麦畑で捕まえて」というJ.D サリンジャーの書いた青春物語で、世界中の若者が読んだという
(私は知らなかったけど)本ですが、村上春樹訳でした。
妙に理屈ぽくてしゃべり方が大げさで10万回言い続けたとか、思ったとか、周りの友達は思いつく限りの罵倒的形容詞を付けて罵る。
くりひろげる自分の行動や会話のテンポは早口言葉のようにめまぐるしく、一応はこちらも割合一気に読み進んだものの、なんだかアホらしくなって8割読んだところで止めました。
読む時期が遅すぎたのかもしれませんが、(ある人に聞いたら高校生の頃読んだとか)
村上春樹の訳のせいかな?あの人の本も何冊か読んだけど、なんとなくニヒルな性格の主人公が多かったっけ?
自分の内面を表現して本当に一気に読めてしまうのだけど、私はあまり好きではありません。
何でいつもノーベル賞候補に挙がりながら落ちてしまうのでしょうね。
それこそ、先日いちまるさんとの会話で「余計な形容詞が付きすぎる文章」のように感じます。
本文もそうなのでしょうか?
それこそ、口直しにというか、この前買った石川啄木の豆本(詩集100選)を読んでみたくなりました。
もうそうやって突っ張って強がってみせることでしか自分の存在が危うい、今となっては甘酸っぱい感傷です、でもそれがスタートでした…社会になんか何も期待してない…うろ覚えですがそんな気持ちだったと思います、青いけど真剣だったかなと…。