1月13日(土)
兄の個室へ高さ1メートルほどの4段の家具の引き出しが届いたので二台設置した。それだけで少しは部屋らしくなる。
兄を取り巻く環境にいろいろな人たちが出はいりすることで気分的にも落ち着いているのがよくわかります。
ヘルパーさん、リハビリのスタッフ、看護師さん、デイケアで訪れている人たち、あと、施設のスタッフの皆さんが兄が接する人たちです。
兄と不動産に詳しい甥っ子が兄に家の処分に関し詳しく説明していた、、終わった頃…わかった?と兄に聞くと首を横に振った。それでも良し、大筋は納得しているようで満足顔。
それを見届けて川口市役所に寄り、委任状を提示して兄のマイナンバーカードや保険書類の住所変更届を出した。
区役所を出て、昼食も取っていないのを思い出し、駅そば食べ、帰宅、どっと疲れたものの一区切りついて安心した😮💨疲れの原因はなんといっても耳が聞こえないので不便であることのストレス。それでも大筋を伝えて途中経過がわからなくても話し合いの結果だけ聞けば安心できる。
後期高齢者の仲介役としてはこれで満足してもらうしかない。結果よければ全てよし。ここに至るまでの経過を振り返る余裕はまだない。まぁ振り返るまでもなく落ち着くところに落ち着いたので僕としては満足。兄の家族の中に介入してそれぞれの本音を引き出しそれを整理して提案することを繰り返してきた…それしかなかったもののおじさんの役としてはまあまあだったと自己評価。
少しでもおじさんに感謝する気があるならそのうちご馳走しろと甥っ子たちには言っておいた。
見ざる言わざる聞かざる…これも1つの老年期の処世術とするなら、耳の聞こえが悪いのはこの処世術にはかなっているのかな。
それにしても、見て見ないふりをしてイライラするのを少なくする、、言うべきことも言わないで控える…これって、どう考えてもストレス…何事も限度があるのできっちり言うべきことを言っていけばいいかな…あはは🤣
そうですね、施設の部屋でも、人が住むところという雰囲気に整えることが大切ですね。住む人も安心する。私の知人や親戚の中には、そういうことに興味がないのか、自宅の居間などきちんとしているのですが、何だか寒々しいことがあります。行くたびに亭主に「まるで病院の待合室じゃないの」と文句を言うのですが、本人たちにそうも言えないし。これは、整然と清潔を重んじるけれど情緒や暖かさにあまり関心がないドイツ人の特徴みたいです。なんでも数値で決めるから、「なんとなくオシャレな感じ」というのが苦手。早く言うと、野暮ったいってことですね。