12月16日(土)
昨日、リハビリセンターから体験入所先へ兄とともに移動し、ほぼ1日僕も施設での体験をし…兄も今頃新しいベッドでぐっすり寝ていることでしょう。
昨日、施設到着と同時に個室内を整理し(これがなかなか大変)、一服してから3階から1階へエレベーターで降り、施設内で調理した昼食を済ませ、兄がスタッフに規定の薬の服用を確認してもらう頃には、、兄の顔に安らぎが出てきたのでほっとすると同時に僕のほうの疲れも、どっと出てきました。
部屋に戻り何とか暮らしていける気分になったようで…突然、契約を進めるように言われました(!)。
早速、甥っ子たちにもその旨を伝え、暮らしていく上でのあれやこれやの調整に入っていけることに安心すると同時にこれまで、言わずに我慢していたものを、ここぞとばかりに兄に聞いて貰いました、部屋に付属の電磁調理器で湯を沸かし持参したインスタントコーヒーを飲みながら、、。
兄は静かにすべてを聞いてくれました。その場で怒りを出す事は全てこの2ヶ月ほど避けていまして、、それが疲れとして累積していくストレスは相当なものですが、我慢した分、その場で吐き出して、さらけ出されたであろうとげとげが和らげられ、こちらの方としても整理して伝えられるので…伊達に歳を取らなかったなぁと自分に及第点。
吐き出してしまえば、その分疲れは取れます。自分自身にお疲れ様を言い、帰途。
蕎麦屋で2合ばかり酒を飲み、そばを食い、支払いの時にエチケットに反する客あしらいについてコメントし、相手の納得を確認した上で家に帰ってバタンキューでして、今一寝入りして、これを書いたので、また寝ます。
ここ当分は兄のわがままを聞いてあげたいと思います、やっとわがままを聞いてあげる気にもなっていますので。
わかりますねえ、怒りを吐き出さずにはいられない気持ち。私の場合は、これ、何度も書いていることですが、母親の我がまま、愚かさ、息子への盲愛(彼の方は相手にしていない)、「何もしない」息子のために何とか私の金を使おうとする嫌らしさ(そこは知恵がまわるので、それで呆けなかったようです)等で、ユーラシア大陸の西の端からわざわざ帰国しては腹を立てることばかり。当時は妹がいて、お互い憤怒をぶちまけ合うことができたのは幸いでした。その妹がいなくなり、姉の遺言内容を指定してくるような弟が残り・・・あの世で母が私にイヤガラを続けているようで、その怒りをどこにぶつけたらよいのか。これも運命でしょうか。
介護施設で働いている人の話では、食事の内容、食べさせ方、その他の注文が家族から無尽蔵に出されて疲れ果てるとのこと。この作業がもう、おそろしく時間を食うようですが、急かすこともできない。文句を言う「家族」が自分で食べさせに来たらいいのに、と私などは思いますが、「私には仕事がある」、「それは介護士の仕事でしょ」などと言って、預けっぱなしで全く協力しないと言っていました。
でも、いちまるさんとお兄様の間に確執などなさそうなので、それで「わがままを聞いてあげる」気にもなるのでしょうね。ただ、疲れがたまるとご自分が参るから、くれぐれも、ほどほどに。