12月13日(水)
僕自身は、至極まともなつもりなのですが相当ずれてきてますね、社会と。
それでも形の上では普通に暮らしている。手持ちのお金はほとんどありませんが数年前から古い家を借りていただいて家賃をいただけるようになったので本当によかったです。
お寒い自営業でしたがそれなりのプライドも持てたし、補助者にも恵まれた…それだけで幸せと思わないと苦戦している誰かに悪い…そんないまの気分です。
兄のことで少し落ち着いたらまたいつものスタイル…プールで泳いで図書館へ行き、読書して…たまに絵を描き、トランペットを鳴らす陋屋暮らし、、取り返すマイペース、来年の今頃は多分竜頭蛇尾の長編小説も終わってる、、どんな気分なんだろう?自分自身に興味津々です。
全く安上がりな人生。もしかしたらこういう生き方も昔からの日本人にありがちな暮らし方?
(兄が新しい生活に慣れるまで少しの間、通うことになる。そんな気持ちになれたことに僕も少しは成長したかなと思う。もちろん通うについては、きちんと日当を払ってもらう、兄にも、甥っ子たちにもきちんと伝えてあります、職人は何事につけ、ただでは動かない、あはは🤣)
社会とのずれが全くない人なんて、気持ち悪くてとてもお付き合いできません。知らず知らずのうちに社会にぴたりと歩調を合わせ同調している、というのは、その人の無知・無批判を示していると思うし、分かっちゃいるけど世のシガラミで社会に合わせている、というなら、要するに無力と怠惰の証拠でしょう。
この頃、この年になって、私は社会(昔の人は「世間」と言った)がどうあろうと、自分の好きなようにする、放っといてくれ、という心境で暮らしています。でも、それも私が特に貧苦や不正に喘いでいるわけではなく、ともかくも何とかやっていけるからだ、と思うと、それもある意味卑怯な生き方かもしれない、と考えることもあります。
だけどまあ、他人さまにさほどひどい迷惑をかけてきた訳じゃないし、身内からの迷惑はずいぶん我慢したし、誰かのように「60過ぎたら自分が神様じゃ」と宣うような度胸はないけど、ま、いいよね、これで。