12月6日(水)
家のすぐ近くに幼稚園ができた、といっても2、3ヶ月前。表通りに出た通りの向こう側。9月ごろだったか父母に連れられたピカピカの幼稚園生が行き来していたっけ、あれは入園式だったと思う。新米の父さんお母さんそして幼稚園児…どの子もうれしそうで、スキップしながら駆け出しそうでした。
連中の未来…想像もつかないので気が遠くなりそうだ。幸多かれと柄にもなくエールを贈りたくなる。
さてと、、
小説、今後の展開あらすじ
中学校の体育教師、安川籾二は陸上部の顧問をしている。中学2年生の韋駄天少年を見つけ出す。安川の先輩に声をかけ自分の目が確かかどうかその先輩に学校に来てもらい見てもらう…
その少年の素質は認めたものの…それよりもその〇〇先輩は籾二に悩みを打ち明けることになり、まだ陸上スポーツ界に在籍しているその先輩に同情する籾二。
その折りも折り、小説は急展開。
籾二は、あろうことか最愛の妻タミをくも膜下出血で突然なくしてしまう。人生の目標を失う安川籾二。
それからの日々、気が抜けたような勤務を続ける籾二に、ある相談が持ち込まれる。相談者は籾二を学校に招聘した学校経営者〇〇だった。
籾ニのファンでもあるその経営者に経営が芳しくない親戚の会社のある工場を立て直してほしいと頼まれる。籾二はそんな柄じゃないと断り続けるが…このままでは従業員がかわいそうだと口説かれる。
籾二は組織の中で身動きが取れない先輩の〇〇に相談する。その辺から工場経営の話がつながっていき…先輩が社長、籾二は仕方なく工場経営のその他諸々の役目を引き受けることになる、、と、まあどっかで聞いたことがある話だと思ったらこれは一部、昔の僕の友人がある会社を引き受けることになったいきさつのパクリでした。
がんばれ籾二、草葉の陰でタミも応援してるぞ!
(今日は兄の身辺の環境がまた変わるのでその書類作りをします。やればすぐ終わるのにやらなかったのには理由があります…兄本人の気持ち最優先で進めてきたために滞っていたのです。
…でも兄がやっと決心した…僕もやれやれとほっとしたところですが最後の詰めを誤らないように慎重に進めたいと思います)
スポーツの世界もそうですが、経営というのも才能が必要な分野なので、才能のない人・適性に欠ける人が経営を任されると、それはもう大変ですよね。頭の良さでなく、人間関係を育む資質。あるようで実際はなかなかない才能だと思います。また、運が必要ですが、その運も人柄によるところが大きい。幸運を呼ぶ人柄、ってどんな?と訊かれると困りますけど。
先日ハトコが亡くなりました。肺癌で64歳で逝ってしまい、そういえばその母親も間質性肺炎で亡くなったのですが、二人ともヘビースモーカーだった。親の病気を見ていて、自分は用心しようと思わなかったのでしょうか。おまけに、随分景気の良いことを言っていたけれど、亡くなってみると借金だらけ。私の実家の前に古い大きな家があるのですが、それを売っても借金は返せそうもないので(買い手を見つけるのも大変)、遺族は相続放棄を考えているとか。一連の状況を知らせてきた義弟に、放棄された家はどうなるかと尋ねると、競売に掛けられるとのことです。
これからは、親が死んで、そのあと子供に相続税や固定資産税を払う余裕がないため、遺産を放棄する人がどんどん増えると思われます。つまり、廃屋・廃田・廃林だらけになる。どこかの首相がだいぶ前に「美しい日本」を目指すなんて言っていたけれど、これでどうやって日本を美しくできるの??
ところが全くの無策でも政治家は続けられる。一方、企業経営はそうはいかない。後継者も稀な現状では、廃社や廃工場が増えそうですね。田舎も町も、景色が荒廃していきます。