12月4日(月)
ちょっとした工夫が面白い。
昨日午前中四つ木御殿の壁本棚の真ん中の棚だけ斜めに配置してみた。ビルの非常階段みたい。
たったこれだけでちょっと変わった本棚になった。絵本を並べるとそれだけで楽しい。本を替えて並べれば壁全体の模様がその都度変わる。
午後から軽い食事を済ませてプールに行く。この時間帯が空いているので最近練習している水泳…
天井を見て仰向けに浮いて腕を上げて耳の後ろにまっすぐ伸ばし、両手の指を広げ手首を曲げボートのスクリューのように8の字を描いて回します、、すると…、左右の手のバランスをとりながら行うので結構難しいのですがゆっくりやると足のほうに進むのです…これが昨日やっとできました。
右手と左手がお互いに相談しながらやらないと体が回転してしまいます…足の方向に直線に進むためには左右の手と相談しながらバランスをとるのです。
人間のシステムは面白いです。右脳と左脳の関係、臓器と脳の関係、さらに発展させて…人間関係…とこじつければ…小説も展開していきます、、人間社会は…自らの脳を模倣している…確か養老孟司さんが喝破している、その通りだなぁと思いました。
今日もまた昨日と同じような繰り返しが始まります。結構こんな生活気にいっています。
(人間の3年間の動きを10回分で書くとすると登場人物が90歳まで生き永らえれば30(サイクル)× 10 = 300(回)でめでたく小説も完結、、こんな小説そうそうドラマチックにはいかないだろうなぁ…まぁいいや、、あはは🤣)
いいのか悪いのか、子供のころからの「感激屋」はこの年になっても改まらず(つまり、全く老成しない)、何かあると誰かに聞いてもらいたい。同じ日本人で同年輩のいちまるさんが異性で遠くにいることも、その聞き役にうってつけとなっているようです(勝手に決めといて他人事みたいなことを)。思い出話一つとっても、互いに全然違う環境で育っていながら、いつもどこかに通底するものがあって、共感が得られやすく、不思議だなあと私もよく感じます。美代子さんの力も預かっているのでしょうね。年が明けると、亡くなられてちょうど10年になりますね。
今古漬けでいっぱいやりながらしみじみ思ったのですが、、びすこさんが、コメント下さるその内容中身結構濃いですね…僕はこれを引き出しただけでも自慢したい気持ちです、びすこドイツ黒い森点描、とともに既にしてそんじょそこらの旅人気取りの連中を凌駕しています、形にしましょうね😉
本棚を斜めに配置。ちょっとした「発想の転換」というやつですね。うん、面白い。
いろんな絵本が並んでいますが、私も絵本は結構持っていて、ドイツ語が分からなくても文字の部分は少ないので絵だけでOKだから、できれば寄付したいくらい。下の写真は、昨年の今頃スイスで買った「冬の子」という本です。作者は18歳(当時)の娘さん、新聞で広告を見て、クリスマスの買い物に行ったときついでに買いました。
本棚に並んだ中に「ツチオーネの恩返し」というのがありますね。イタリア名みたいだけど、一体どういうお話かと調べたら、徒然草に出て来るエピソードに因むとか。土大根のこととありました。バーチャルとかAIとか、飛んでるのはいいけれど、土に根を張って生きることの意味が軽視されがちな今日、子供たちに是非読ませたい本です。