11月2日(木)
人間は時間通り…つまり時系列で生きているわけではない(ぼくの仮説)
ぼくが書き出した「小説のようなもの」、はもしかしたら人間の生き方そのものなのではないか。
高校1年生の時の国語の教師の言葉突然思い出した…人間は夢の中にも、過去にも生きられない、、
つまり「現在を生きるしか方法がない」との深層心理の吐露ではなかったか。
未来はきっと…そうではない方法を編み出してしまうちょっと怖い予感がある、怖い予感は当たっていることが多い。
70数年前に世界戦争は終わったはずなのにいまだに揉めている。バランスを求めて揉めている。これが世界だと言い切ってしまえばこの小説も成り立たない。
さて、小説に戻ろう。
安川籾二の場合
体育大学で短距離の選抜選手になるべくトレーニングに励む籾二はかつての200メートル走の日本記録保持者の指導者のもとで練習を始め、自身の記録もほんの少しずつではあるけれどよくなっている。そんな最中(さなか)「何か違う」、その何かがわからないのだが指導者の理論に疑問が湧く。チームを抜ける。もう日本記録なんかどうでも良い。卒業後、自分は郷里の静岡に帰って中学か高校の体育教師となって自分のことを兄と慕うタミと暮らす、タミの父親(陶芸家)から、タミを離し、タミを一生守る、平々凡々で結構、それ以上の望みはない。
美大の3階の窓から、入学して間もない亜紀が見たのは、はるかに見える丹沢山塊ではない。隣の体育大学のグラウンドだ。
陸上選手らしきグループの合同練習が終わった後に、、1人黙々とスタートダッシュを繰り返す青年を発見する。いっぱつで懸想する、あえてこじつけければ…その走りの美しさに見惚れる(順子が、若き祥太郎少年が忘れられなくなったように…)
亜紀にとって美大に入学した意味はそれだけで充分だった。
女子美の文化祭は体育大学の学生にとって絶好のチャンス、つまり女を引っ掛ける…じゃなくて美大の学生と交際のチャンスが持てるかもしれないスリリングなイベント。
籾二は亜紀と出会う、周到で強引な亜紀の罠によって。
以上のストーリーの流れを細部(ディテールとかいうらしい)を補完し無理のないものに仕立てていくこと
※参考のあらすじ
(両親とともにアメリカで暮らしてきた亜紀は、順子の勧めもあり、アメリカの学校の、日本の中学校に相当するコースを終えると日本の普通高校に留学する。
順子の亜紀に対する日本語教育も抜かりはなかったので、亜紀は難なく高校生活がスタートするが、もちろん文化の違いから、すんなり学校生活に溶け込めるわけもない。でもそこは、持ち前の機転を効かせてリーダーシップを発揮し学校中をかき回していく…大幅に省略…てんやわんやの高校生活は他の人が作った物語がたくさんありそうなので、さっさとストーリーの本流に入ってしまうかもしれない…でも亜紀の行動の源流の1つはここにあることも示したいな。
高校卒業後は亜紀は自らの希望で美大を受験し合格。(その美大は小説の流れの都合上、体育大学に隣接している、この辺小説ですからなんとでもなる)
大学では亜紀の姉御肌とスター性?にたくさん集まってくる手下(てか)を操り(この辺、策を弄すると言うよりは、取り巻き連中が先回りして状況を設定する…という感じにした方が「日本の社会に適応してからの亜紀」の展開を予感させて、小説の流れ…つまり小説の読みやすさにつながるかもしれない…なんちゃって)
体育大学に隣接する女子美術大学との交流は特にない(この小説の引き回し役は「接点(出会い)」。亜紀は接点作りのプロになっていく。平時に乱を起こす亜紀。
平時に乱を望むは、奸賊なり、という「名言」があるらしいですが…亜紀の望みは、闘争を止めどなく発展させてしまう男社会の変革。
そんな男社会のプロ組織?に対抗してゆく亜紀(ここで大きな疑問が湧く、、そんなことをして、うまくいったとしても最終的には単に主役が男から女に変わるだけなのではないか?
そうではない展開にしたい、つまり自然の摂理といえども「作られたもの」、、この辺は影の主役の1人、絶対的唯物論者の出番だなあ)
こんなもん読ませられる読者の方にごめんなさい🙏そろそろ貴重な読者の方も離れていくかもしれないけれど僕のペースで行く。この小説は僕のためにある…あはは🤣
今一緒に生きている人たちの誰1人の問題をとってみてもそれが人類に関わっていることを忘れたくない、マジ。キザ承知…真面目な話として大げさで気障わりに聞こえるかもしれないけれど、それを承知であえて言いたい、呼びかけたい、無関心は「罠」?
罠だとしたら、仕掛けているものは、何だ、誰かか、つまりAIか人間か?
未来は、すでにある物語、例えばブレードランナー(という映画があるとごーぎゃんさんから伺った、邦訳本タイトルは、電気羊は夢を見るのか?だと思います)のようなAIが過剰に介入してきてそれをどこまでも野放しにする世界になってしまうのだろうか?
もちろん僕らも、未来を生きる人間も、それほどバカじゃないとは思いますが、無関心が暴走した例は枚挙に暇がない。未来が制御不能に加速していくなら、ついていく体力のないものは置いてきぼり。面白くないぞそんな小説。
僕はそうじゃない小説を書こう。かつて自営業を始めたのも…自営業の方が圧倒的に少なかったからだ。競争相手が少ない方が勝ち目はある。つまる生きる道はある。
ふー。
子供の頃、ちょっと複雑な小説や物語(三銃士とか)には、最初に「登場人物の紹介」というのがありました。いちまるさんの小説、内容が複雑かどうかは別として(まだ分からない)登場人物同士の関係が既に入り組んでいるし、いろいろな名前が出て来るので、ネタバレにならない範囲で主要人物を紹介していただけませんか。それと、彼/彼女らのおおよその年代も教えて下さい。やはり生まれ育った時代は人間形成に大きな影響を及ぼすと思うので。
学校が近いと結構交流があるものですよね。大学祭などもいい機会ですが、クラブ活動も共同でやるとか。ダンス部なんて女子大も(男子が大部分の)共学大学も、異性が必要だから一緒に活動していました。私は運動神経がゼロ、いやマイナスだけど、ダンスならできるかな、と思ってそのクラブに入ることも考えたのですが、ちらとそのことを言うと、前にも話した不良の妹に苦労させられた父が、「○○みたいになるといけないから止してくれ」と反対する。彼女はダンスホールで知り合った男性と、周囲の反対を押し切って結婚して子供が生まれてすぐ離婚。私も別にどうしても踊りたかったわけではないので、別のクラブに入りました。