あれ…僕なんでこの本読んでるんだっけ…と落ち着いて考えて…あっそうだ、芋づる式に、たどり着いたんだっけと思い出す。
本を読んでいて気になる本があると図書館へ、リクエストする。図書館になくて…高い本でなければアマゾンに発注する。読んだ本はどんどんリサイクルに回す…最近の傾向はそうなってる。手放したところでまた必要になったらまた手に入れればいい。手元に置いておくと頭に入ったと勘違いしちゃうから、とりあえず手放す。僕の頭のキャパはたかが知れているし。
昨日は1970年代の日本のウーマンリブ運動のきっかけになったと言われている日本の女性の本を発注した。1930年生まれのアメリカ人のフェミニズム運動を先導した人の本も図書館にリクエストした、ただしこれは女性のあるべき老後についてご本人が亡くなる前に書いた本らしい、上下巻ある…よっぽどいい残したかったことがあったんだろう。
時間が経って世間の人物評価も、本の評価もなんとなくところを得たような時期に思い出したようにその本を取り寄せて読んでいるというのが今考えれば僕のスタイルになっていた。新製品もほっとけば淘汰されるか改良された頃様子を見ながら手を出したり出さなかったり、本についてもそんな態度。まぁガセネタつかむ事は無い。勝負をすることもない。熱にうかされたような本を掴まずに済む。結果から考えるとこんなところ。ヘマをやったりこけたりするのが好きな人から見れば…朴念仁。結果から考えると出る結論なんて意外とつまらないように見えて…深いところで少し変わっている。人生は短いようで長い。長いこと女性の人権解放を見つめてきた人が書いた最新刊の本も頼んだ。静かに女性の権利拡大について概観した本に思えたので安心感がある。気がつけば全て女性の書いた本だ。
新しい時代はきっと静かに進んでいくんだと思う。気がつかないうちに世の中がそうやって変わっていくんだろうと思う。男性が気がつかないうちに静かに深く状況を変えていく女性の時代がきっとこれからの風潮になるといいなと思う。男はそれのお手伝い、そうなるかならないか分かれ目の時代でもあるかもしれないなぁ。でもそれしか人間が生き残る道はない、マリー・キュリーのやった仕事の結果も結果的に見れば原爆作りに利用されちゃっている。物騒なものを作りたい本能は男の方が強いんじゃないか?なんちゃって…こんなこと書くと思わなかった、コロナは先が見えないけれどオリンピックはそろそろ終わる頃…さて僕も起きよう、今日から暦の上では秋だって…へぇー、気が早いのは僕だけじゃない。気は早いけど頭の回転は遅い…というか鈍い、この僕のスタイルも死ぬまできっと変わらない、変えられない…あはは。
主婦連てありましたねそういえば…勉強することがいっぱいあって楽しいです。切れ切れの断片が少しずつつながっていって、ぼんやり、そんな流れだったかなぁと振り返ってみたくなりました。本の形でまとまって残っていると言う事は本当に頼りになります。考えがあっち行ったりこっち行ったり家にいるだけで結構忙しいです。我が姉が昔「かわいいおばさんになりたい」と言っていましたが、僕がそんな標語を作るとしたら…今思いつきましたけど…「若者と喧嘩ができるおじいさん」になりたい、ですかね😉 その心は…肉体的なぶつかり合いではなく…社会の疑問とか希望とか夢について語り合える素材を整理したいといったところです。もっとも僕の父は若者相手に本当に喧嘩売ってましたけど、ハハハ。
今日から休暇で出かけますので、10日ほどコメントできませんけど帰宅したらまたぐたぐたと書きますのでよろしく。
ウーマンリブ、女性解放の運動、ちょっとした偶然。私このところ、昔盛んだった「主婦連(主婦連合会)」のことを思い出してあれはどうなっているのかなあ、などと考えていたのです。会長さんは奥むめおという女性で、エプロン姿におしゃもじもって街頭行進なんかやってて、若かりし私は「ダッサイなあ」と思ってた(ごめん、若気の至りです)。
調べたら奥むめおさんは参議院議員にもなってて、男に文句垂れるただのオバサンではなく、しかも101歳まで生きた!こういう人がいて女性解放運動もここまで来たんだなあ、という感慨があります。でも私、上野千鶴子とか、福島瑞穂とか、やっぱり好きになれません。